JAXA 宇宙飛行士募集 アルテミス計画
JAXAは、国際的な月探査計画に参加する新たな日本人宇宙飛行士を募集することになりました。
募集キーワードは、“多様性“と“科学コミュニケーション”です。
「宇宙活動の新たな特徴作って」
宇宙飛行士選抜試験の応募要項
- 応募の受付期間、来月20日から来年3月4日
- 2022年3月末の時点で3年以上の社会人に相当する実務経験があることが条件で、実務経験は、修士号を取得している人は1年、博士号を取得している人は3年と見なす
- 医学的特性として、身長は1メートル49.5センチ以上、1メートル90.5センチ以下で視力は両目とも矯正視力が1.0以上で色覚や聴覚が正常であること
- 日本国籍がないと応募資格はなし
- 前回の選抜試験の募集条件との大きな変更点として、自然科学系の4年制大学の卒業以上としていた学歴の要件はなし
- 選考は、来年3月から書類選抜を始め、面接や大学の一般教養レベルの筆記テストを実施するなど、4段階の選抜を行う
- そのほかの選抜試験については、事前の準備ができないよう現時点では公表しない
- 結果は1年余りあとの2023年2月ごろに公表し、採用は若干名
- 採用されるとJAXAに入社して宇宙飛行士に正式に認定するための訓練を行う
- また、現役の女性宇宙飛行士がいないことから、女性の応募を促す広報活動を行うということです。
- 一方、留意事項として、宇宙船に搭乗するまでの訓練が長くて7年から10年間程度に及ぶことがあるほか、訓練結果の評価や宇宙開発計画の変更などで宇宙飛行できない場合もある
宇宙飛行士の待遇面
- 年収目安
約450万円(人事院勧告・給与制度の見直し等による、変更する場合があります。)- 諸手当
通勤手当、住居手当、業績手当、期末手当など(任期制給与規程に基づき支給)- 研究費
研究員個人に対する個別の研究費支給はありません。- 勤務時間
原則、始業:午前9時30分、終業:午後5時45分(左記勤務時間中45分間の休憩)
フレックスタイム制度、在宅勤務制度、時差勤務制度などの導入あり。- 休日休暇
完全週休2日制、祝祭日、年末年始(12/29~1/3)、年次有給休暇(最大20日)、慶弔休暇、ワークライフバランス休暇(7日)、産前産後休暇、育児休業(入社後14ヶ月目から取得可能)、介護休業など。- 勤務地
調布、相模原、筑波、角田、その他- 宿舎
業務の必要性、個別の事情及び空室状況により独身用又は世帯用を用意、又は機構の規定により住居手当を支給。- 福利厚生
科学技術健康保険組合、労災保険、雇用保険、JAXA共済会など。
年齢制限は?
今回の募集の背景には、日本の現役宇宙飛行士7名の平均年齢が50歳を超えているという事情があります。このままでは、月面活動「アルテミス計画」が本格化する2030年頃には定年退職者が現れ、宇宙飛行士が不足する可能性が高いです(定年後の再雇用制度もあります)。新たな日本人宇宙飛行士の養成は急務であり、今後は5年に1度のペースで募集する方針です。 「宇宙飛行士に応募したいけれど、自分の年齢は高すぎるのではないか?」と気になる人もいるかもしれません。 今回の募集要項には書いていませんが、前回は「(定年が60歳の)JAXAに10年以上勤務が可能であること」という条件がありました。前回は963名の応募者のうち、1次試験合格者は50名、2次は10名で、最終的に3名が宇宙飛行士として採用されました。このうち41歳以上は、1次で1名、2次では0名でした。今回の募集では、様々な項目を緩和して、応募者の間口を広げています。年齢の上限も定められていませんが、「40歳以下」が一つの目安になるかもしれません。
引用:
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この人と一緒に宇宙に行きたいかどうか
宇宙飛行士の応募に対して、仮に面接官の役割が来たらどんなところを見ますか?の返事に「この人と一緒に宇宙に行きたいかどうか」、これは一般企業同様ですね。一般企業では、一緒に働いてるイメージが湧くか、働いてる人たちとのバランスや年齢層いろんなことを想像します。
前澤氏 12月8日にカザフスタンからISSへ
日本人宇宙飛行士として初めてISS(国際宇宙ステーション)に渡航・滞在することを発表しています。
カザフスタンから宇宙船が打ち上げられる様子をYoutubeで生中継することが決定しました。とても楽しみです。
引用:前澤氏 Twitterより
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