大分空港×宇宙港 来年以降の10年間で20回の打ち上げ目指す

宇宙について

大分空港が宇宙港に最適な理由

片山俊大氏の“大分空港が「宇宙へと繋がる」超意外な事実の本質“という記事を拝見しました。

ヴァージン・オービットが「大分スペースポート」から打ち上げるのは、人や宇宙船ではなく、世界的に急激に需要が高まっている小型衛星です。

打ち上げに使うのは、小型ロケットを搭載した普通の航空機で、空港の滑走路から飛び立ちます。上空高度10kmまで飛んだところで、小型衛星を積んだロケットが切り離され、宇宙へと向かいます。

その際、通常の滑走路より長さが必要かつ海に面しているなどの条件を考慮して最適だったのが、大分空港、というわけなのです。

もちろん、大分空港も、当初は小型衛星の打ち上げですが、よりさまざまな事業へと今後拡大していく可能性は大いにあり、ゆくゆくは、国内・海外・宇宙にモノもヒトも運ぶ拠点として発展していくことも考えられます。

 

大切なことをお伝えしておくと、このような宇宙港は「開港したら終わり」ではありません。その産業波及効果は、電車・新幹線の駅や空港の場合と似ています。そもそも、宇宙港は、地上の地べたに存在していますから。

「宇宙産業なんて、自分は全く関係ない」と思っている業界も含め、ほぼあらゆる業界が、宇宙港の開港によってビジネスチャンスをつかむ可能性があるのです。建設・不動産・通信などの産業に加えて、宇宙関係者や観光客のためのホテル・オフィス・飲食・レジャー、さらにはそこから派生するエンタメ・広告・アートまで多様な産業が参入することになります。

これからの時代、陸運・海運・空輸に加え、宇宙交通のハブ機能を担えるかどうかが、経済や文化の発展にとってカギになるでしょう。たとえばIRやMICEのように、娯楽やエンタメ、国際会議や見本市などのビジネスイベントの中心地になるなど、宇宙港は、地域発展のキーファクターになる可能性が大いにあると考えられるのです。

皆さんもご存知の通り、日本の宇宙港は大分以外にも、北海道大樹町のようにすでに稼働中のものから、沖縄・下地島、和歌山のように、今後開港予定のものまでいくつかあります。なぜなら、そもそも日本は、宇宙港には最強の立地といえる好条件を備えているからなのです。

『ロケットやスペースプレーンを打ち上げる場合、通常、東方向や南北が、人が住んでいない、国境がないなど、開けている必要があります。この条件に当てはまるエリアは地球上で限られており、日本は非常に有利な場所に位置しているのです。

もちろん、世界でもヴァージン・ギャラクティックの事業拠点であるスペースポート・アメリカをはじめ、さまざまな宇宙港が開港に向けて動き出しており、今後の新たな経済や政治の重要拠点として、その開発に世界中がしのぎを削って参入しつつあります。

「宇宙産業なんて、自分は全く関係ない」と思っている方も多いと思いますが、ある日いきなり皆さんの生活圏に「宇宙港ができる」といったことが起こる可能性は大いにあります。

街づくりのきっかけとして、ビジネスの拠点として、宇宙に行かなくても地上にいながら、宇宙を使った新たなビジネスチャンスが多くの人に到来する時代がやってきたと言えるでしょう。

生活圏内に宇宙港ができたら

インターネットやテレビで宇宙港の話がちらほら出ているものの、実際の大分県の環境は、さほど変化はありません。宇宙港が完成したら大分県はどうなるのでしょうか。

  1. 国内外から関連企業が集まる?!
  2. 国内外から観光客が来る?!
  3. 大分空港周辺の土地の価格が上昇する?!
  4. 打ち上げられた衛星を見た後、県内、九州近郊の観光もする?!
  5. 旅館やホテルが打ち上げシーズンには満室になる?!
  6. 飲食店やレジャー施設が人で賑わう?!
  7. 短期滞在用のシェアオフィスが必要?!
  8. 短期滞在用にレンタカーが必要?!

 

大分県内のレジャー施設は、宇宙化になる?

日本で有名なUSJ、ディズニーランドは、ホテルやアトラクション、新規エリア、新規キャラクターと様々な進化を遂げて世界中の人にも愛されているテーマパークです。コロナ禍でもチケット争奪戦だった記憶があります。

大分県には、レジャー施設が数箇所あります。宇宙港誕生に合わせて、宇宙をテーマにしたテーマパークができたらいいなと個人的には思います。

大きなテーマパークではなく、子供達が宇宙が身近に感じられるような施設やアトラクション、ブースでもできると訪れる楽しみが増えます。

宇宙港が大分県内でも少しずつ広まる

ニュースでも宇宙港のことが話題になり、少しずつ一般の人にも認知されてきた大分空港の宇宙港化。

先日は、高濱氏の講演会も小学校で行われました。子供達は、自分たちの住んでいる大分からロケットが飛ぶことに目を輝かせていました。

失敗を重ねていく上での成功があるとモノの考え方や子供達が理解しやすい映像や話し方でとても充実した時間でした。

今後イベントや宇宙に関するワークショップが盛んになり、親子で家族で参加できるものが増えると今までとは違った大分を楽しめるような気がします。

ANA×ヴァージンオービット基本合意書締結

11月5日、ANAホールディングスとヴァージンオービットが、日本国内での航空機を利用した人工衛星打ち上げ事業に基本合意書を締結したことを発表。

ANA HDは、事業展開に必要な国内での許認可取得やロケットの衛星搭載スペースの販売、宇宙港で使う地上支援機材の手配輸送、ファイナンスの組成を担う。衛星搭載スペースの販売は、国内独占販売権を取得し、傘下の全日空商事と協業する。

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