宇宙食 パンとたこ焼き/大分県国東市ふるさと納税に宇宙関連返礼品を/気球で宇宙船

宇宙ニュース

おはようございます。宇宙ニュースが増える中、宇宙に行っても食の大切さは重要だと思い、宇宙食について、調べてみました。

宇宙食とは?

宇宙食とは、宇宙船内で宇宙飛行士が食べるもの。宇宙食にはいくつかの条件がある。

  1. 長期保存可能なもの
  2. 軽量であるもの
  3. 臭いの強くないもの
  4. 飛び散らないもの
  5. 特殊な調理道具を必要としないもの
  6. 栄養価が高いもの
  7. 常温保存可能なもの
  8. 衛生性が高い

有人宇宙飛行開始当初の宇宙食

昔は、栄養価は高いが、一口サイズの固形食やクリーム状のチューブには入った味気ないもの。

今では、宇宙日本食となるものができ、認証された食品(26社・団体 47品目)がある。「宇宙日本食」とは、メーカーの提案した食品をJAXAが制定している宇宙日本食認証基準と照合し、宇宙食としての基準を満たしている場合に認証される。ISSに長期滞在する日本人宇宙飛行士に、美味しい日本食を楽しんでもらい、ストレス解消や業務効率化へつなげる目的。

宇宙日本食認証プロセス

  1. 宇宙日本食事務局まで相談
  2. 食品サンプル提出
  3. 調整作業申込書提出
  4. 一次審査書類を作成・提出
  5. 各種試験と検査、二次審査書類を作成・提出
  6. 立入検査の実施
  7. 宇宙日本食認証書を発行

出典元:JAXAより

搭載プロセス

  1. 宇宙飛行士試食会
  2. 搭載用の宇宙日本食
  3. 宇宙日本食を製造
  4. 受入検査の実施
  5. 打ち上げ・ISSへ

出典元:JAXAより

 

実際に宇宙食を食べてみた(体験談)

右:宇宙食スペースブレッド 宇宙のパン(ミルク)は、賞味期限1年缶に入ったパンで保存食として開発されたもので長期保存が可能※この商品は、スペースシャトルでも使用された食品

 

左:TAKOYAKIは、宇宙食NO1、賞味期限2年。フリーズドライのたこ焼き。宇宙食人気NO1

 

宇宙のパン

 

 

防災グッズの人気商品のような缶詰タイプのパン。缶切りもいらないため、とても簡易的に開けることができる。開けて取り出してみると、思ったよりもふわふわなパンが出てきた。

防災グッズに保存のきく宇宙食を入れておいて、保存期 間が切れる前に入れ替えをして、宇宙食の日として家族で楽しむのも一石二鳥な気がする。

TAKOYAKI(たこ焼き)

こちらは一袋に四つ。サクサクのたこ焼き。中にはタコも入っていて、歯応えがよく、お麩ラスクのような感じだった。子供には人気が高い。

国東市のふるさと納税に宇宙イメージの返礼品を

宇宙ビジネスを創出を目指すみんそら(大分県大分市)

日本初民間開発ロケットを宇宙に到達させたインターステラテクノロジズ(北海道大樹町)

宇宙関連のコンサル・衛生データの処理ソフト開発のスペースシフト(東京都千代田区)

など、全5社が各社事業にちなんだふるさと納税を企画した。

大分空港は大分県の国東市にあり、米企業の航空機による小型人工打ち上げ拠点の宇宙港に選ばれ、来年から運用が始まる予定だ。

国東市のふるさと納税返礼品/寄付の受付開始予定:2021年10月/寄付額:15,000円程度
応援グッズとして、宇宙港をイメージした帽子とエンブレム作りを計画。県内の大学・高校の学生、生徒と作成予定。
今後は、航空チケットがつく、体験型イベントや宇宙食の開発を検討。他の市町村にも提案予定。

気球で宇宙旅行?約1400万?

CNNより詳細記事を引用。イメージがつく。気圧が保たれているので普段着で、試験飛行では朝日も写っている、360度見渡すこともできる。

米フロリダ州に本拠を置き、有人宇宙飛行を取り扱うスペース・パースペクティブ社は、最新鋭の技術を取り入れた気球で、宇宙の入り口にまで搭乗客を運ぶ計画を立てている。巨大な気球につるされ、気圧が保たれたカプセルには、操縦士と最大で8人の搭乗客が乗り込む。

同社は現在、2024年前半に飛行予定の「宇宙船ネプチューン」の搭乗予約を募っており、料金は1人12万5000ドル(約1400万円)となっている。 初の気球テスト飛行は6月18日にフロリダ州タイタスビルにあるスペースコーストで実施され、スペースポート(宇宙港)から飛び立った気球が6時間39分の飛 行を終えた。気球は無人だったものの、搭載されたカメラが朝日が昇る地球を捉えた圧巻の風景を捉えた。

同社は今回の気球テスト飛行が、観光目的の旅行客を宇宙へと運ぶことを目指すに当たり、非常に大きな節目となったと説明する。 同社による初の商用飛行はまずフロリダで実施される予定だが、さらに世界各地での打ち上げを計画している。

6時間のフライトではゆっくりと2時間かけて、地球上の大気の99%を見下ろす10万フィート(約30キロ)まで上昇。そこで2時間滞在し、乗客たちは船内から360度の眺望を楽しんだ後、さらに2時間かけて海上へと下降。安全に着水し、船で岸にたどり着くと旅は終了となる。

軽食スタンドとネット環境が供えられたカプセルは直径5メートル、ポリエチレン製の気球は最大膨張時には直径100メートルで、アメリカンフットボールの競技場ほどの大きさになるという。 気球の設計は英国の設計会社プリーストマングードと共同で行った。出典元:CNN

CNN.co.jp
CNN.co.jpはCNN.com日本語訳サイトです

 

 

 

 

 

今までの宇宙旅行、月旅行は金額が億単位だったので約1400万がリーズナブルに感じてしまう。滞在時間も2時間でゆっくり2時間かけて上昇し、2時間かけて下降するとなると体の負担も少ないのか。宇宙旅行の可能性がどんどん広がる。

 

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