宇宙ニュースについてトッピクスを調べてみました。
ISSへの補給ミッション開始
NASAとスペースX社は、ISSへの補給ミッションを開始。スペースX社の宇宙船「カーゴ・ドラゴン」を使用し、ISSへ科学実験機器、クルーの生活必需品などを届ける。
今回は、ダンゴイカ128匹、クマムシ5000匹、コットン、医療用ポータブル超音波デバイスなどがはこばれた。このミッションの最大の特徴は、ISSに追加取り付けの太陽光パネルiROSAが「カーゴ・ドラゴン」ではこばれる。iROSAは、ISSの発電能力を伸ばすために設置。地上からロール状に巻かれてはこばれ、クルーが船外活動で取り付ける。この技術は、アルテミス計画の一部である「ゲートウェイ」でも使用される計画とのこと。
- ダンゴイカ・・・バクテリアと宿主生物の相互利用に対する無重力の影響を研究するために使用される。ISSに到着後、何匹かを12時間バクテリアに晒し、残りはそのままにする。研究は、地球に戻ってから行われる。
- クマムシ・・・・地上最強の生物と呼ばれることもある微生物。乾眠(クリプトビオシス)という休眠状態になると、30年以上冷凍保存されても、宇宙空間で強烈な放射線を浴びても生き抜くことができる。宇宙環境にどの程度耐えられるか実験を行う。
クマムシが月で生きてるかも??
2019年4月に月面着陸に失敗し、墜落したとみられるイスラエルの探査機ベレシートにクマムシを入れた装置が搭載されており、クマムシが生き延びている可能性もあるという。クマムシは、強い放射能や高温極寒にも耐えられる微小生物。
- 高温約150度
- 低音約マイナス27度
- 300気圧相当の圧力
- 紫外線
- 宇宙放射線
- 真空
金星探査機について調べてみた!
NASA ダビンチプラス
「ダビンチプラス」金星表面の高解像度画像を撮影し、海の水が影響を与えた可能性がある場所を探して分析。温室効果のある高密度大気の組成測定を行うほか、その起源を解明する。
期間:2028年ー2030年予定
NASA ベリタス
「ベリタス」上空から地形や岩石の種類を調べ、地殻変動や火山活動が続いてるかを探索する。軌道上から金星表面をマッピングし、地質学的な歴史を解明する。
期間:2028−2030年予定
予算:5億ドル
ロシア ヴェネラ
「ヴェネラ」探査機
5機の探査機を金星表面に着陸させることに成功。金星の表面の気圧は90気圧。表面温度約470度 (鉛でも溶ける温度)金星大気の最上層部には硫酸の雲がある
期間:1970〜1980年代
NASA マゼラン
「マゼラン」探査機
レーダーを用いて地形の観測を行なった。1992年9月までに地形の98%の観測が終了。
期間:1990年〜1994年
JAXA あかつき
「あかつき」一度軌道投入に失敗しましたが、その後軌道修正を重ね、金星周回軌道に投入。日本が地球以外の惑星に送り込んだ初めての探査機
期間:2010年〜
ESA ビーナス エクスプレス
「ビーナス・エクスプレス」
ESA(欧州宇宙期間)初の金星探査機
約250万年前の溶岩流が金星に存在することが判明。
金星の大気から水素が酸素の2倍も逃げ出していることがわかり、金星にはかつて大量の水か、或いは地球と同じ海が存在していたことを示唆している。
期間:2005年〜2014年
7月20日、宇宙旅行向けに開発中の有人宇宙船にベゾス氏自ら登場する予定と発表。この初号機の1席は、オークションにかけられており、143カ国から約6000人の応募があった。
ブルーオリジンの宇宙船は、定員6人のカプセル型ロケットであり、ジェフ・ベゾス氏の兄のマーク・ベゾス氏も同行。
オークションの入札金額、280万ドル=約3億円!!!
3億円といえば、6月中旬には、宇宙飛行士訓練を開始する前澤氏が、先日購入したロールスロイス×エルメスの共同制作した世界に一台だけの特注モデルの車の価格。3億あれば、麻布や六本木、赤坂のマンションが買える。金額がどのくらいになるのか、誰が宇宙旅行へ行くのか、6月12日に落札者の発表がある。
ニューシェパード
6人乗りのカプセル型ロケット。打ち上げられると宇宙船カプセルはロケットを切り離し、約5分間に渡って宇宙を航行して降下、パラシュートで着陸する。
1回の飛行時間は約10−15分とし、打ち上げはテキサス州で予定している。
ブルーオリジン社は、Amazon.comの創業者であるジェフ・ベゾス氏の出資により設立された。
ニューシェパードは、弾丸宇宙飛行を目的としており、一般顧客に宇宙体験をさせる観光用としている。また、研究ペイロードを載せるロケットとして運用される予定でもある。
大分空港が”宇宙港”に??2022年にアジア初の“宇宙港“??
コメント