2020年4月、米ヴァージン・オービット(カリフォルニア州)と大分県が提携し、22年の人工衛星打ち上げを目指す計画。
その、打ち上げるロケット、ヴァージン・オービットのランチャーワンとは、どんなものなのか調べてみました。
ランチャーワンとは、2007年から2020年にかけて開発された後、2021年にヴァージンオービットによって開発および運用飛行された2段式軌道ロケットこれは空中発射ロケットである。
ランチャーワンは、最大300 kg(660ポンド)の小型衛星ペイロードを太陽軌道に運ぶように設計されている。ロケットは、改良されたボーイング747-400 (コズミックガール)で高高度まで運ばれ、太平洋上で発射される。
発射後、数秒の落下を経てエンジンを点火し、宇宙へ飛び立った。
出典元:wikipedia
2020年5月のテスト飛行は、ロケットが宇宙に到達できなかったため失敗し、2021年1月のテスト飛行で、大学の研究室などが制作する小型衛星10機を軌道に送ることができ成功。
空中発射は世界初だそうです。大きさは、飛行機の重さ30トン、全長21.3m、直径1.8m。ランチャーワンは、左の翼にあり、機体とエンジンの間にあります。ランチャーワンは、35,000フィート(11,000m)の高さでコズミックガールから切り離されます。
ヴァージン・オービットは、ロケットの打ち上げ費用を約13億円にすることを目標としている。ちなみに、ヴァージン・オービットの開発費用は、760億円。
大分空港以外の候補は他にあるの??
2021年の時点で、ヴァージン・オービットのランチャーワンロケットを打ち上げる機体、コズミックガールは米国カリフォルニア州のモハべ空港宇宙港に常駐し離陸しているそうです。そのほかに、予定地はあるのでしょうか。
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米国フロリダ州のケネディ宇宙センター
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英国コーンウォールのニューキー空港
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ハワイのエリソン・オニヅカ・コナ国際空港
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プエルトリコのホセアポンテデラトー空港
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グアムのアンダーセン空軍基地
世界の空港の中に、日本の大分空港が入っているのは、かなり嬉しいです。
しかし、このコロナ禍でスケジュール通り行われるのか心配ですが、現在延期の予定はないとのこと。実現すれば、種子島宇宙センター(JAXA)大型ロケット発射場、北海道の大樹町(インターステラテクノロジズ)小型ロケット発射場などに続き、国内5番目のロケット打ち上げ拠点となります。
大分空港からランチャーワンが飛び立っていくのを間近で見たいです。
そして、その飛び立った衛星がどんなことに使われているのか、どんなビジネスが絡んでいるのか、また調べてみたいです。
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